鼠径ヘルニアの費用は?保険適用や高額療養費制度を徹底解説

鼠径ヘルニア(脱腸)と診断されたとき、手術の必要性と同時に大きな関心事となるのが「費用面」ではないでしょうか。「入院すると高額になりそう」「日帰り手術のほうが安いの?」といった疑問や不安の声をよく耳にします。

手術を検討するにあたり、費用の仕組みをあらかじめ知っておくことは非常に大切です。実は、日帰り手術は身体への負担が少ないだけでなく、経済的なメリットも大きい選択肢の一つです。
今回は、鼠径ヘルニアの手術にかかる費用や保険適用の仕組みについて、分かりやすく解説します。

鼠径ヘルニアの治療費は「健康保険」が適用されます

まず大前提として、鼠径ヘルニアの治療を目的とした手術は、健康保険の適用対象となります。

日本の公的医療保険制度では、窓口での負担割合が原則として1割〜3割となります。当院で行っている日帰り手術ももちろん保険適用の対象であり、特殊な自費診療というわけではありません。そのため、基本的な医療費の窓口負担は、入院で行う場合と大きく変わらない仕組みになっています。

入院手術と日帰り手術の「費用」の比較

「入院しないのだから費用も安くなるのでは?」と思われるかもしれませんが、実は手術や麻酔、技術料そのものの保険点数には大きな違いはありません。

では、なぜ日帰り手術のほうが経済的負担を抑えやすいのでしょうか?
その最大の理由は、「入院料」や「差額ベッド代(室料)」が発生しない点にあります。数日間の入院を伴う場合、宿泊費や食事代、その他雑費がトータルの医療費に上乗せされます。日帰りであればそれらの入院関連費用が一切かからないため、結果として総額を抑えることができます。
また、数日〜1週間ほどの仕事を休まざるを得ない「経済的機会損失(収入の減少)」を最小限に抑えられることも、患者さんにとっては大きなメリットです。

さらに安心!「高額療養費制度」とは

医療費の窓口負担が高額になった場合、家計の負担を軽減してくれるのが「高額療養費制度」です。

これは、同一月(1日〜末日)にかかった医療費の自己負担額が上限額を超えた場合、超えた分が後から払い戻される(あるいは窓口での支払いを上限額にとどめられる)国の制度です。年齢や収入によって自己負担の上限額は異なりますが、一般の現役世代(年収約約370万〜110万円など)であれば、1ヶ月あたりの上限額おおむね8万円台+α(総医療費に応じた計算)に収まるケースが一般的です。
事前の申請(限度額適用認定証の取得)等を行うことで、窓口での支払いを最初から上限額以内に抑えることも可能です。※参照:鼠径ヘルニア(脱腸)の治療費

大阪で鼠径ヘルニアにお悩みなら、まずはご相談を

鼠径ヘルニアは、放置すると腸が挟まって血流が悪くなる「嵌頓(かんとん)」という緊急事態を引き起こすリスクもあります。そうなる前に、計画的に治療を行うことが何よりも大切です。

「手術を受けるべきか迷っている」「自分の症状でも日帰りできるの?」といった疑問や不安がございましたら、一人で悩まずにどうぞお気軽にご相談ください。当院では、患者さんのライフスタイルに合わせた最適な治療プランを一緒に考えてまいります。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

大阪で鼠径ヘルニアの日帰り手術を検討中の方へ。11年の実績が示す選択肢

「足の付け根が膨らんできた」「なんだか重苦しい違和感がある」——そんな症状で病院を訪れた際、「鼠径ヘルニア(脱腸)」と診断される方は少なくありません。診断された多くの方が、「すぐに手術が必要なのですか?」「何日も仕事を休まなければいけないのでしょうか?」といった不安を抱えられます。

当院は、大阪ミナミ・なんばの地で2015年の開院以来、鼠径ヘルニアの日帰り手術に特化して診療を続けてまいりました。これまでの臨床経験は3,200例を超え、多くの患者さんの「日常への早期復帰」をサポートしてきました。今回は、なぜ当院が日帰り手術にこだわり、それが患者さんにとってどのようなメリットをもたらすのかをご紹介します。

鼠径ヘルニアは「自然治癒しない」病気です

鼠径ヘルニアは、お腹の壁(筋膜など)の隙間から、腸や脂肪などの臓器が皮下に飛び出してしまう病気です。よく「時間が経てば治りますか?」とご質問をいただきますが、自然に元の状態に戻ることはありません。

治療法としては手術が唯一の根本的な解決策となります。しかし、「手術=数日間の入院とベッドでの安静」というイメージを持たれている方も多く、お仕事や家事、介護などで忙しい現役世代の方ほど、治療を先延ばしにしてしまいがちです。

入院しないという選択肢「日帰り手術」のメリット

こうした患者さんの負担を大きく軽減できるのが、当院が専門とする日帰り手術(短期滞在外科手術)です。日帰り手術には、従来の入院治療と比べて以下のような大きなメリットがあります。

11年の実績と3,200例以上の経験がもたらす安全性

「日帰りですぐに帰って、本当に大丈夫なのだろうか?」と心配になるのは当然のことです。だからこそ大切なのは、手術件数の多さや、それに裏打ちされた医療チームの専門性です。当院では、開院からの11年間で3,200例を超える鼠径ヘルニア手術を行ってきました。(日帰り手術6,000例以上)

長年の経験の中で培った麻酔管理の工夫や、身体への負担を最小限に抑える手術手技により、安全性を高めつつ、術後の痛みを抑える体制を整えています。ただ手術を早く終わらせるのではなく、「安全で、身体に優しく、その日のうちに自分の家に帰れる」ことを最優先に考えて日々の診療に向き合っています。

大阪で鼠径ヘルニアにお悩みなら、まずはご相談を

鼠径ヘルニアは、放置すると腸が挟まって血流が悪くなる「嵌頓(かんとん)」という緊急事態を引き起こすリスクもあります。そうなる前に、計画的に治療を行うことが何よりも大切です。

「手術を受けるべきか迷っている」「自分の症状でも日帰りできるの?」といった疑問や不安がございましたら、一人で悩まずにどうぞお気軽にご相談ください。当院では、患者さんのライフスタイルに合わせた最適な治療プランを一緒に考えてまいります。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

臍ヘルニアのリスクと最新治療

「最近、お臍がポコッと出てきた気がする……」
「子どもの頃からのでべそが、最近大きくなってきたような……」

「でべそ」を単なる見た目の問題だと思っていませんか? 実は、大人になってから目立ってきたお臍の膨らみは、「臍(へそ)ヘルニア」という立派な病気である可能性が高いのです。

当院では、鼠径ヘルニアだけでなく、この臍ヘルニアの日帰り手術も数多く手がけています。今回は、放置するリスクと、見た目も美しく整える日帰り手術について解説します。


1. なぜ大人になってから「お臍」が出るのか?

お臍は、胎児の時にお母さんと繋がっていた管(へその緒)が通っていた場所です。ここはもともとお腹の壁(腹壁)が薄く、弱点になりやすい構造をしています。

成人になってから発症する主な原因には、以下のようなものが挙げられます。


2. 見た目だけじゃない「嵌頓(かんとん)」のリスク

第1回から繰り返しお伝えしていますが、ヘルニアの最も恐ろしいリスクは「嵌頓(かんとん)」です。お臍から飛び出した腸が穴に挟まり、戻らなくなってしまう状態です。

「痛みがないから」と放置していると、ある日突然、激痛と共に腸閉塞を引き起こし、緊急手術が必要になるケースがあります。特に臍ヘルニアは、入り口が狭いため嵌頓しやすい傾向があると言われています。

「たかがお臍」と侮るのは禁物です。 違和感や膨らみを感じたら、それは早めの治療が必要なサインかもしれません。


3. 「機能」と「見た目」を同時に治す日帰り手術

当院では、臍ヘルニアに対しても、患者様の負担が少ない日帰り手術を行っています。治療のポイントは二つあります。

「昔からコンプレックスだったお臍が、手術を機に綺麗になった」と、喜びの声をいただくことも多いのが、この治療の大きな特徴です。


結び:お臍の悩み、専門医と一緒に解決しませんか?

大人の臍ヘルニアは、自然に治ることはありません。しかし、適切な日帰り手術を受ければ、その日のうちに長年の悩みから解放され、健康的な生活を取り戻すことができます。

3,100例を超える手術実績を持つなんば坂本外科クリニックが、あなたの不安に寄り添い、最適な治療をご提案します。お臍の形が変わった、違和感がある。そんな時は、迷わず当院のドアを叩いてください。

次回予告

第5回は、いよいよ連載の締めくくり。「手術後の生活と、アクティブな復帰」について。スポーツや仕事、趣味にいつから戻れるのか? 術後の「QOL(生活の質)」の向上にスポットを当てます。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

特有の悩みと解決法

「足の付け根が膨らんでいるけれど、これって何科に行けばいいの?」
「男性の病気だと思っていたから、恥ずかしくてなかなか相談できなかった……」

鼠径ヘルニア(脱腸)は一般的に男性に多い病気として知られていますが、実は女性の患者様も決して珍しくありません。当院が11年で行ってきた3,100例以上の手術実績の中にも、多くの女性患者様がいらっしゃいます。

女性の場合、特有の疾患との見極めが必要なケースや、美容面(傷跡)への配慮など、男性とは異なる視点での治療が求められます。今回は、女性の鼠径ヘルニアの真実について詳しく解説します。


1. なぜ女性も「脱腸」になるのか?

鼠径ヘルニアは、腹壁の弱い部分から内臓が飛び出す病気です。女性の場合、特に出産による腹圧の変化や、加齢による筋膜の緩み、また立ち仕事や重い物を持つ習慣などが引き金となることがあります。

特に注意が必要なのは、女性特有の「ヌック管(Nuck管)水腫」という疾患です。これは胎児期に消失するはずの袋が残り、そこに水が溜まって腫れるもので、鼠径ヘルニアと非常によく似た症状を示します。これらを正確に診断し、適切に処置するには、外科医の深い経験と知識が不可欠です。


2. 美容面を大切にする「TEP法(腹腔鏡手術)」

女性の患者様にとって、手術後の「傷跡」は非常に大きな関心事です。当院が推奨しているTEP法(腹腔鏡下手術)は、女性のニーズに非常に適した術式です。


3. 「恥ずかしさ」で治療を遅らせないために

「場所が場所だけに、相談しづらい」というお気持ちはよく分かります。しかし、第1回でお伝えした通り、放置すれば「嵌頓(かんとん)」という命に関わるリスクがあるのは女性も同じです。

なんば坂本外科クリニックでは、患者様のプライバシーを尊重し、リラックスして受診いただける環境を整えています。当院は入院施設のない「日帰り専門」のクリニックですので、入院の準備や周囲への説明に悩む必要もありません。

「もしかして?」と思ったら、それは体が発しているサインです。専門医に相談することで、その悩みは最短1日で解決できるのです。


結び:自分らしく、アクティブな毎日を取り戻す

仕事、家事、育児、そして趣味。忙しい毎日を送る女性にとって、健康は何よりの土台です。鼠径ヘルニアは、正しい治療を受ければ決して怖い病気ではありません。

3,100例の実績に基づく確かな診断と、最新のTEP法による低侵襲な手術で、あなたの健やかな毎日をサポートします。一人で悩まず、まずは気軽にお話しにいらしてください。

次回予告

第4回は、お臍の形が変わったら要注意? 成人の「臍(へそ)ヘルニア(でべそ)」について。放置するリスクと、お臍を綺麗に整える日帰り手術のポイントを解説します。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

当院が「二つの術式」を完遂する理由

「手術の方法がいくつかあると聞いたけれど、自分にはどれが一番いいの?」
これは、カウンセリングで最も多くいただくご質問の一つです。

鼠径ヘルニアの手術には、大きく分けて「前方アプローチ(リヒテンシュタイン法など)」「腹腔鏡アプローチ(TEP法など)」の二通りがあります。実は、一人の執刀医がこの両方の術式に精通し、患者様の状態に合わせて完璧に使い分けられるクリニックは、全国的にも非常に稀です。

今回は、3,100例以上の経験から導き出した、それぞれの術式のメリットと、当院が「二刀流」にこだわる理由を詳しくお話しします。


1. 安定のスタンダード「リヒテンシュタイン法」

鼠径部の皮膚を数センチ切開し、外側からメッシュを当てて補強する手法です。世界的に「ゴールドスタンダード」として認められている非常に安定した術式です。


2. 驚異の回復スピード「TEP法(腹腔鏡下手術)」

お腹に3箇所の小さな穴を開け、カメラ(腹腔鏡)を使って内側からメッシュを当てる手法です。なんば坂本外科クリニックが最も得意とする術式の一つです。


3. なぜ「両方できること」が患者様のメリットなのか?

一般的な病院では、医師の得意不得意によって「うちはすべて腹腔鏡です」「うちはすべて切開法です」と術式が固定されていることが少なくありません。しかし、ヘルニアの状態(大きさ、癒着、過去の病歴)は一人ひとり異なります。

「道具に合わせて患者様を選ぶ」のではなく、「患者様に合わせて最適な道具(術式)を選ぶ」。

当院では、3,100例以上の実績に基づき、初診時の診断でどちらが最も「安全」で「日帰りに適しているか」を判断します。この柔軟な対応こそが、合併症を抑え、高い満足度を維持している理由なのです。


結び:あなたに最適な「オーダーメイド」の治療を

60代の現役世代にとって、手術は「治すこと」だけでなく「いかに早く元通りの生活に戻るか」が重要です。リヒテンシュタイン法で確実に治すべきか、TEP法でスピーディーに復帰すべきか。

私たちは、その両方のプロフェッショナルとして、あなたにとって最善の選択肢をご提案します。まずは、あなたのお悩みをお聞かせください。

次回予告

第3回は、「女性の鼠径ヘルニア」について。男性に比べて見逃されやすく、恥ずかしさから相談をためらってしまう女性特有の悩みと、日帰り手術での解決法をお伝えします。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

鼠径ヘルニアの初期症状とリスク

「最近、足の付け根が少し膨らんでいる気がする。でも、痛みはないし、横になれば引っ込むから放っておいても大丈夫だろう……」

なんば坂本外科クリニックが2015年に開院して以来、鼠径(そけい)ヘルニアの手術実績は3,100例を超えました。11年にわたる診療の中で、私たちが最も多く耳にするのがこの「様子見」の言葉です。

しかし、その「ただの出っ張り」こそが、体からの重要なサインです。今回は、専門医の視点から初期症状の見極め方と、放置することに潜む重大なリスクについて解説します。


1. 鼠径ヘルニアは「自然に治ることはない」病気です

鼠径ヘルニア(脱腸)は、お腹の壁(筋膜)に弱くなった部分や隙間ができ、そこから腸や脂肪が外に飛び出してしまう病気です。これは構造上の「穴」の問題であるため、飲み薬や運動、マッサージで治ることは決してありません。唯一の根本治療は手術のみです。

特に60代前後の現役世代の方は、仕事での踏ん張りや趣味のスポーツ、あるいは加齢による筋膜の緩みが重なり、発症しやすくなる傾向があります。「忙しいから」「入院が嫌だから」と先延ばしにしている間に、お腹の穴はじわじわと広がり、病状は進行していきます。


2. あなたは大丈夫? 初期症状のセルフチェック表

鼠径ヘルニアの初期症状は、痛みがないことも多く、非常にわかりにくいのが特徴です。以下の表で、ご自身の状態をチェックしてみてください。

シチュエーション 具体的な症状
お風呂や着替えの時 足の付け根(鼠径部)にピンポン玉のような膨らみがある。
立っている時・歩く時 夕方になると付け根が重苦しい、あるいは違和感がある。
咳をしたり重い物を持つ時 一瞬、グッと膨らみが大きくなる、または手に伝わる拍動がある。
横になって休む時 膨らみが手で押すと戻る、または自然に消えてしまう。

特に注目していただきたいのは、「横になると引っ込む」という点です。これが鼠径ヘルニアの典型的な初期症状であり、同時に「まだ大丈夫」と患者様を油断させてしまう最大の原因でもあります。


3. 放置する最大のリスク「嵌頓(かんとん)」の恐怖

鼠径ヘルニアを放置していて最も恐ろしいのが、飛び出した腸が筋肉の隙間に締め付けられ、戻らなくなってしまう「嵌頓(かんとん)」という状態です。

嵌頓が起こると、腸への血流が途絶え、わずか数時間で腸が壊死し始めます。激痛と共に嘔吐や高熱を伴い、命に関わる事態となります。この場合、もはや「日帰り手術」という選択肢は消え、緊急入院・緊急手術を余儀なくされます。場合によっては腸の切除が必要になり、社会復帰まで多大な時間と心身への負担がかかります。

3,100例以上の執刀経験を持つ私たちが強くお伝えしたいのは、「日帰り手術ができる健康なうちに治す」ことが、患者様の人生において最も賢い選択であるということです。


4. 大阪で広がる「日帰り手術」という新常識

厚生労働省のNDB(ナショナルデータベース)によると、大阪府の鼠径ヘルニアにおける外来(日帰り)手術率は、2023年度に10.2%に達しました。これは全国平均(7.0%)の約1.5倍のスピードで普及していることを示しています。

特に60代の現役世代にとって、時間は最大の資産です。

これらをすべて解消できるのが日帰り手術です。当院は「日本短期滞在外科手術研究会」の役員として、医療の質を担保しながら、この「時間を奪わない治療」の普及に努めています。


結び:違和感は「放置」ではなく「専門医へ相談」を

鼠径ヘルニアは、早期に発見し、計画的に手術を行えば、非常に安全に日帰りで治療できる病気です。「ただの出っ張り」を「ただの過去の話」にするために。

少しでも「おかしいな」と感じたら、迷わずなんば坂本外科クリニックへご相談ください。11年の実績と専門技術で、あなたの健やかな毎日への最短距離をサポートいたします。

次回予告

第2回は、当院の最大の特徴である「術式の使い分け(リヒテンシュタイン法とTEP法)」について解説します。なぜ両方の術式に精通していることが患者様の安心に繋がるのか、その理由に迫ります。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 1999年 屋久島徳洲会病院 離島勤務
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

大阪から日本の医療を変える。「日帰り率30%」への挑戦


〜現役世代の健康が、大阪の活力を支える〜


最新のデータで、大阪の鼠径ヘルニア日帰り手術率は10.2%に達しました。全国平均を大きく上回るこの数字は、大阪の医療機関と患者様の意識が高いことの証です。しかし、世界に目を向ければ、欧米諸国ではすでに80%以上が日帰りで行われています。私たちは、日本における次なる目標として「日帰り率30%」を掲げています。当院は、日本短期滞在外科手術研究会の世話人を院長坂本が務め、日帰り手術の安全性の研究と普及に参加しています。

  
地域      2018年度(外来率)           2023年度(最新)         伸び率  
全国平均 4.3% 7.0%    約1.6倍  
大阪府 3.5% 10.2%    約2.9倍  

※厚生労働省 NDB(ナショナルデータベース)より抜粋

なぜ30%なのか。それは、この水準まで普及すれば、日本の医療提供体制が抜本的に効率化されるからです。病院の貴重なベッドは、癌の手術や救急搬送など、真に入院が必要な方のために空けておく。一方で、鼠径ヘルニアのように技術的に日帰りが可能な疾患は、当院のような専門クリニックが責任を持って引き受ける。この「役割分担」こそが、少子高齢化が進む日本の医療を守る唯一の道です。

特に60代の皆様にお伝えしたいことがあります。あなた方は、これからの日本を、そして大阪を支える大切なパワーです。健康上の不安でその歩みを止めてほしくありません。「入院が嫌だから」と放置して嵌頓(かんとん)などの緊急事態に陥ることは、最も避けなければならない事態です。

「鼠径ヘルニアは、仕事の合間に、家族に負担をかけず、安全に治せる病気である」。この事実を、一人でも多くの方に知っていただきたいと願っています。

なんば坂本外科クリニックは、日本短期滞在外科手術研究会の役員として、医療の質の担保と普及に全力で取り組んでいます。これまでの11年、そしてこれからの10年。私たちは、あなたが「その日のうちに笑顔で帰れる」未来を、大阪の真ん中から創り続けます。


鼠径部ヘルニアの治療は、なんば坂本外科クリニックまでお気軽にご相談ください。

なんば坂本外科クリニック
 院長 坂本一喜

略歴
1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
1996年 奈良県立医科大学 卒業
  岸和田徳洲会病院 入職
1999年2月 屋久島徳洲会病院 離島勤務
1999年5月 岸和田徳洲会病院 外科
2006年9月 岸和田徳洲会病院 外科医長
2010年2月 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
2013年10月 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
2015年1月 なんば坂本外科クリニック開設
2022年1月 日本短期滞在外科手術研究会 世話人

〜3,100例の経験が裏打ちする、安全な1日のスケジュール〜

「手術当日に歩いて帰れるなんて信じられない」。そうおっしゃる患者様も、帰宅時には笑顔でゲートを後にされます。当院が実践する、安全でスムーズな手術当日の流れ(一例)をご紹介します。

当日の流れ

  • 08:30 ご来院・受付
    絶食状態でご来院いただきます。専門の看護師が体調を確認し、リラックスできる専用のリカバリールームへご案内します。
  • 09:30 手術準備・麻酔
    当院では、日帰り手術に最適化した「切れの良い麻酔」を行います。術後の意識がはっきりし、不快感を最小限に抑える高度な管理です。
  • 10:00 手術開始(約45分〜1時間)
    11年、3,100例以上の執刀経験を持つ熟練の医師が、低侵襲(体に優しい)手術を行います。早期帰宅の鍵は、組織へのダメージを抑える技術にあります。
  • 11:00 リカバリールームにて休息
    手術終了直後から目が覚め、ご自身の足でベッドへ移動できます。その後、1〜2時間ほどゆっくりとお休みいただきます。
  • 13:00 歩行確認・術後のご説明
    実際に歩いていただき、痛みやふらつきがないか確認します。医師から今後の生活のアドバイスを詳しくお話しします。
  • 14:00 ご帰宅
    ご家族の迎えやタクシーなどでご自宅へ。「夕食を自宅で食べられる」。これこそが、60代の現役世代に選ばれる理由です。

私たちは入院施設がないからこそ、術後のフォロー体制も万全に整えています。「何かあればすぐに連絡がつく」という安心感も含めての日帰り手術です。3,100例の成功体験に基づいたこのシステムが、あなたの不安を安心に変えます。



鼠径部ヘルニアの治療は、なんば坂本外科クリニックまでお気軽にご相談ください。

なんば坂本外科クリニック
 院長 坂本一喜

略歴
1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
1996年 奈良県立医科大学 卒業
  岸和田徳洲会病院 入職
1999年2月 屋久島徳洲会病院 離島勤務
1999年5月 岸和田徳洲会病院 外科
2006年9月 岸和田徳洲会病院 外科医長
2010年2月 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
2013年10月 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
2015年1月 なんば坂本外科クリニック開設

鼠径ヘルニア手術「2泊3日」はもう古い? 60代現役世代が「日帰り」を選ぶべき3つの理由

3100例の執刀実績が語る「日帰り手術」への情熱

「手術をしたその日に歩いて帰れる」。11年前、大阪・なんばの地で私たちがこのコンセプトを掲げたとき、まだ「手術=入院」という常識が根強く残っていました。しかし、2015年の開院以来、当院が積み重ねてきた鼠径ヘルニアの日帰り手術実績は、今や3,100例を超えています。


〜全国平均を圧倒する大阪の日帰り手術率と、私たちの11年〜

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