Day Surgery Column

鼠径ヘルニア治療はもう入院不要!

日帰り手術コラム

日帰り手術が選ばれる理由とメリット


「鼠径ヘルニア(脱腸)かもしれないけれど、手術のために入院するのは困る…」そう考えて、症状を我慢していませんか?

外科手術というと、何日も病院に泊まり込むイメージがあるかもしれません。しかし、鼠径ヘルニアの治療は医学の進歩により大きく変わり、今や日帰り手術が主流となっています。

なんば坂本外科クリニックでは、患者様の生活を第一に考え、安全で質の高い日帰り手術を提供しています。このブログでは、なぜ今、鼠径ヘルニアの治療に「日帰り手術」が選ばれているのか、そのメリットを詳しくご紹介します。


放置は危険!鼠径ヘルニアの基礎知識

まず、鼠径ヘルニアは自然治癒しない病気です。初期は鼠径部(足の付け根)が膨らむ程度ですが、進行すると飛び出した腸が戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」を起こす可能性があり、これは緊急手術が必要な危険な状態です。

そのため、症状に気づいたら早めに専門医に相談し、適切な時期に治療を受けることが何よりも大切です。

 

日帰り手術がもたらす「時間の有効活用」


入院手術の場合、手術前後の検査や説明、そして術後の経過観察を含めると、通常5日から1週間程度の入院期間が必要です。

日帰り手術の場合 朝来院して手術を受け、夕方にはご自宅へお帰りいただけます。手術のために貴重な時間や予定を大きく空ける必要がありません。

特に、お仕事が忙しい方、小さいお子様や介護が必要なご家族がいらっしゃる方にとって、この「時間の有効活用」は最大のメリットと言えるでしょう。日常生活の延長線上で治療を完了できるため、精神的な負担も大幅に軽減されます。


医療費の抑制にも貢献する日帰り手術


治療において、医療費の負担も重要な要素です。日帰り手術は、入院手術と比較してトータルコストを抑えることができます。

入院手術では、手術費用の他に、個室代や食事代などの入院費用が必ず発生します。しかし、日帰り手術ではこれらの費用がかかりません。

当院では、患者様の費用負担を軽減できるよう、高額療養費制度や民間の医療保険の活用についてもご相談に応じています。「治療したいけれど、費用面が心配」という方も、安心してご相談ください。


住み慣れたご自宅での安心感

手術後の回復において、環境は非常に重要です。病院という非日常的な空間よりも、住み慣れたご自宅の方が精神的にリラックスでき、より早く快適に回復できるというメリットがあります。

ご自身のベッドで休み、慣れた環境で食事をとり、家族のサポートを受けながら療養できる。この「日常生活の延長で治療できる」という安心感こそが、日帰り手術の大きな魅力です。


なんば坂本外科クリニックからのメッセージ

なんば坂本外科クリニックは、患者様の「早く治したい、でも生活は止められない」という切実な願いに応えるため、高い技術力をもって日帰り手術を提供しています。

次回のブログでは、その日帰り手術を可能にする当院の確かな技術、特に「リヒテンシュタイン法とTEP法の使い分け」について詳しく解説いたします。「本当に日帰りで大丈夫なの?」という不安を解消していただける内容ですので、ぜひご期待ください。

鼠径部ヘルニア・臍ヘルニアの日帰り手術専門

大阪・なんば駅すぐ

ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院スタッフにご相談ください。

鼠径部ヘルニアの治療は、なんば坂本外科クリニックまでお気軽にご相談ください。

なんば坂本外科クリニック
 院長 坂本一喜

略歴
1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
1996年 奈良県立医科大学 卒業
  岸和田徳洲会病院 入職
1999年2月 屋久島徳洲会病院 離島勤務
1999年5月 岸和田徳洲会病院 外科
2006年9月 岸和田徳洲会病院 外科医長
2010年2月 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
2013年10月 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
2015年1月 なんば坂本外科クリニック開設

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