Day Surgery Column

鼠径ヘルニア術後の生活

日帰り手術コラム

日帰り手術:「あきらめていた趣味」への再挑戦

「手術をしたら、もう大好きなゴルフはできないの?」
「重い荷物を持つ仕事だけど、いつから復帰できる?」

これまで4回にわたり、鼠径ヘルニアや臍ヘルニアの症状、リスク、そして最新の治療法についてお伝えしてきました。連載の最後を締めくくるテーマは、「手術したその後の人生」です。

手術を受ける最大の目的は、単に病気を治すことではありません。痛みや不安から解放され、これまであきらめていた趣味や仕事に、自信を持って戻ることです。当院が提供する「日帰り手術」後のリアルな回復スケジュールをご紹介します。


1. 「日帰り手術」から完全復帰までのロードマップ

当院のTEP法(腹腔鏡)やリヒテンシュタイン法は、身体へのダメージを最小限に抑えるため、驚くほどスピーディーな復帰が可能です。

時期 可能な活動の目安
手術当日 院内で歩行を確認後、ご自宅へ。家の中での軽い家事は可能です。
翌日〜3日目 デスクワーク、散歩、お買い物。多くの方がこの時期に仕事復帰されます。
1週間後 抜糸の必要がない術式(ボンド等)が多いため、診察後、軽いジョギング等もOK。
2週間〜1ヶ月 ゴルフ、ジム、重い荷物を持つ仕事など、アクティブな活動へ完全復帰!

2. 精神的な「重荷」が消える喜び

手術を受けられた患者様から、術後に最も多くいただく感想は「痛みがなくなった」こと以上に、「安心した」という言葉です。

  • 「旅行中に突然痛くなったらどうしようという不安が消えた」
  • 「孫を思い切り抱っこできるようになった」
  • 「お風呂に入るたびに出っ張りを見て、ため息をつかなくて済む」

ヘルニアを抱えた生活は、心の中に常に「いつか爆発するかもしれない爆弾」を抱えているようなものです。手術によってその重荷を下ろすことで、QOL(生活の質)は劇的に向上します。

 


3. 3,200例の経験を、あなたの「これから」のために

なんば坂本外科クリニックが2015年にスタートしてから11年。私たちは一貫して、「患者様の時間を奪わない治療」を追求してきました。

日帰り手術は、忙しい現役世代や、日常生活を大切にしたい方にとっての最適解です。3,200例を超える手術実績は、単なる数字ではありません。それは、3,200通りの「アクティブな生活への復帰」をお手伝いしてきた証です。


結び:人生100年時代、健やかな足取りで

全5回にわたるコラムをお読みいただき、ありがとうございました。「おかしいな」という違和感は、体があなたに送っている大切なサインです。それを放置せず、適切に対処することで、未来の健康を守ることができます。

鼠径ヘルニアや臍ヘルニアに悩むすべての皆様が、痛みや不安のない、晴れやかな毎日を過ごせるように。なんば坂本外科クリニックは、これからも一人ひとりの患者様に誠実に向き合い、最高の日帰り手術を提供し続けます。

少しでも不安があれば、まずは気軽にご相談ください。あなたの新しい一歩を、私たちは全力で応援します。

院長 坂本一喜

なんば坂本外科クリニック
院長 坂本 一喜

【略歴】

  • 1990年 大阪府立三国丘高校 卒業
  • 1996年 奈良県立医科大学 卒業
  • 岸和田徳洲会病院 入職
  • 2010年 岸和田徳洲会病院 内視鏡外科部長
  • 2013年 岸和田徳洲会病院 外科統括部長
  • 2015年 なんば坂本外科クリニック 開設

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