Day Surgery Column
教育講演の講師を務めました。
日帰り手術コラム
関西ヘルニア研究会で教育講演を行いました
関西ヘルニア研究会
12月16日に開催された関西ヘルニア研究会で講師を務めました。
第17回関西ヘルニア研究会
2023年 12 月 16 日(土)
教育講演 前方切開のポイントを抑えよう
『鼠径部切開法での外科解剖を再確認 ―リヒテンシュタイン法で見えてくるものー 』
関西ヘルニア研究会は、大阪を中心に関西地方の日本ヘルニア学会の分科会です。
毎年12月に開催されている研究会で、日頃の診療における学術的な成果を発表する会です。私も過去に以下の内容で演題発表をいたしました。
第11回関西ヘルニア研究会
平成28年12月3日(土)
一般演題:無床クリニックにおける鼠径ヘルニア日帰り手術 347 例の治療成績
第12回関西ヘルニア研究会
平成29年12月2日(土)
要望演題:日帰りクリニックにおける腹腔鏡手術の位置づけ:術後短期成績の検討から
第16回関西ヘルニア研究会
2022 年 12 月 17 日(土)
パネルディスカッション「鼠径ヘルニア困難症例を考える」
パネリスト:日帰りクリニックにおける困難症例(再発症例と非還納性症例)
現在、世話人を拝命しており、2015年に開院したなんば坂本外科クリニックでの手術経験から、今回は鼠径部切開方での外科解剖、という内容で教育講演を行いました。 参加者は約50人の外科医でしたが、皆さんに熱心に聞いていただき、今後の治療の参考になることと思います。 腹腔鏡で手術を行う事が、主流になりつつありますが、鼠径ヘルニアの治療の基本は鼠径部を小切開しての鼠径部切開法だと考えています。
鼠径ヘルニアの治療方法は年々進化しており、最近ではロボット支援による手術も行われています。外来日帰り手術では、腹腔鏡手術と鼠径部切開法の2種類の手術方法が行われており、どちらが良いかは、患者さまの症状や希望によって異なります。一般的なメリットとデメリットについては次の機会にお話しします。
現在、なんば坂本外科クリニックでは腹腔鏡手術と鼠径部切開法による鼠径ヘルニア根治術を外来日帰り手術で行っており、患者さまのニーズと何より安全性に最大の注意を払って診療をしております。大阪で鼠径ヘルニア・脱腸にお困りの方は、お気軽にご相談ください。
なんば坂本外科クリニック 院長 坂本 一喜
- 日本外科学会認定 外科専門医、指導医
- 日本救急医学会 救急医専門医
- 日本内視鏡外科学会認定 内視鏡外科技術認定医
- 日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医、指導医
- 日本消化器外科学会認定 消化器がん外科治療認定医
- 日本脈管学会認定 脈管専門医、指導医
- 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会認定 血管内レーザー焼灼術実施医・指導医
- 身体障害者福祉法指定医(ぼうこう又は直腸)
- 日本ヘルニア学会 評議員
- 日本内科学会 評議員
- 日本短期滞在外科手術研究会 世話人